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【完走記】いわて銀河100Kmチャレンジマラソン その3

55-60-65Km
26:49(4:25:23)-27:35(4:52:58)-24:29(5:17:27)


中間点を過ぎ、しばらくすると駅伝ランナーに抜かれました。
先のエイドが第4区のスタート地点ですので勢いが違います。
すぐ後から大会関係車が通り、後ろの窓から大助師匠が何やら
駅伝ランナーに声を掛けています。どうやら抜いていったのは
吉本チームです。あっという間に見えなくなってしまいました。

前のエイドのトイレでスッキリしたので落ち着いて走れる
ようになりました。次の57.5Kmエイドまで長いトンネルを
含めて上りですが、苦しくはありませんでした。
ペースは落ちてきていましたが景色を見る余裕もありました。

トンネルは涼しかったのですが、外は既に温度が上がり
暑くなってきました。各エイドにはかぶり水と呼ばれる
ポリバケツに水を入れて大きなひしゃくで水を頭や体にかける
ことができるサービスを用意しています。

暑さ対策にはこれが一番ですね。ひしゃくで頭から水をかけると
大変気持ちよく気力も回復しました。
57.5Kmのエイドから最後のエイドまでかぶり水を思いっきり
活用しました。途中からはかぶり水をそのまま飲みました。
これがまた紙コップからの給水と違って気持ちいいんです。
衛生面とか気になりませんでした。おばちゃんもニコニコしてました。
ひとつ欠点は思いっきり頭や足に水を掛けるとシューズが
ずぶぬれになってしまうことです。
これはちょっと不快でしたがかぶり水を優先しました。

57.5Kmのエイドから2箇所のエイドをはさんで
66.5Kmのレストステーションまで下りになります。
脚がしっかりしていればペースを上げられるはずですが
無理でした。脚がだめになったわけではありません。
ペースを上げようという気持ちになりませんでした。
残りフルマラソン1回分の距離があることを体がわかっています。
フィニッシュするためには無理するなが自分の体からの答えでした。

70Km
31:25(5:48:52)


66.5Kmレストステーションに到着。ここでは2分程度の予定でした。
直前に運営スタッフがゼッケンを読み上げていましたので
到着と同時に預けていた荷物が渡されると期待。
ところが、、、
荷物置き場に着いてみると自分の荷物を探しているボランティアの方達。
どうも見つからないようです。何度かゼッケンを言って探してもらい、
自分でも探しましたが見つかりません。5分くらい経ったでしょうか。
ついにあきらめてエイドを出発することにしました。
懸命に探してくれた方々に感謝です。

荷物置き場はゼッケン番号でブロック別に分別して吊るされてましたが
吊るしきれない荷物は下に置かれていてゼッケンが確認しずらいようでした。
皆同じ袋ですので自分のものと一目でわかるような印でもつけておいた
ほうがよかったかも。

<レストステーション向けに準備していたもの>
・ショッツ×3、べスパハイパー入り替えボトル
・タオル
・ソックス
・冷却スプレー
・エアーサロンパスDX
・ステンレスボトル入りコカコーラ

手持ちのボトルに入っていたショッツは既に空になっていました。
後半のエネルギー補給はエイドでと思いながら走り始めました。
すると、150m位走ったところで後ろから声がしました。

「荷物ありましたぁ」

先ほどまで荷物を探してくれていたボランティア(高校生かな)の
方が私の荷物を持って息を切らして追いかけてきてくれたのです。

道端に止まり、急いでショッツのボトルを交換。彼に御礼を言って
残りの持ち物には手をつけず返却をお願いしました。

75-80-85Km
26:07(6:14:59)-26:53(6:41:52)-25:36(7:07:28)


交通量の多い県道1号線を左折して75Km地点を6時間15分で通過。
ちょうど5分ペース。残り25Kmを5分ペースでいけば8時間20分。
6分でも8時間45分。9時間は切れると確信しました。

ここからは舗装されてはいますが山道です。
車も少なく途中かぶり水を浴びながら淡々と走りました。
80Km手前からの急な下りは厳しかったです。
膝を痛めないよう慎重に走りました。当然ペースは上がりません。

残り15Kmになって、後は普段のジョグの距離だからあっという間と
思いましたがここからが感覚的には非常に長く感じました。
時計を確認する回数がずいぶん増えました。

90-95Km
25:18(7:32:46)-28:47(8:01:33)


ようやく残り10Km、広域農道に入って若干の上り坂でも脚を
止めてしまいます。他のランナーは前方に小さく1人見えるだけ。
後ろからの気配はなし。まだかまだかの気持ちで走りました。

100Km
28:30(8:30:03)


広域農道を右折して残り5Km。
ここからは1Km単位の残り距離表示になります。
強い横風を受けながら田園地帯を横切っていきます。
残り3Km雫石川を渡り市街地に近づきます。
秋田新幹線を横切って市街地に入る上り坂が最後の難所で残り2Km。
その手前に最後のエイド(私設)がありました。
ここでサイダーをいただき最後の力を振り絞ります。

市街地の交差点は警察官が警備していました。秋田街道を通って
フィニッシュ地点である雫石総合運動公園陸上競技場に向かいます。
いよいよ残り1Km。ここで前方に駅伝ランナーを確認。
追いつきそうな感じだったので気力で追います。
競技場に入って一旦外周路を走ってトラックに入り半周。
ここでフィニッシュ地点からの声援が聞こえてきました。
おそらく駅伝ランナー(女性でした)への声援だと思いますが、
その声援を受けて駅伝ランナーはスパート。
ありゃぁこれは追いつけないと思ってたらトラックを過ぎて
声援が遠のくと失速。あっという間に追いつきました。

追い抜きながら彼女にあと少しだから頑張ろうと声を掛けて
かっこよく追い越しましたが、その後、追い越されたら
ちょっとかっこ悪いなと思い、フィニッシュまでの100m余りは
大人気なく必死でした。

フィニッシュテープが前方に見えます。
場内のアナウンスがゴールを紹介していました。
大勢の見守る中、フィニッシュテープに飛び込みました。

タイムは8時間30分3秒。16位でした。

フィニッシュして、これまでのフルマラソン完走時とは違う
思いを感じていました。

100Km走ってきたという時間や消耗、疲労、痛み、感情すら
なくなって何も無い感覚をしばらく感じてました。
達成感や充実感すら感じませんでした。

無感覚の感覚とでもいうのでしょうか。初めての経験です。
矢吹丈がホセメンドーサと戦ったあと真っ白に燃え尽きた
ような感覚に近いのかも知れません。

後で振り返るとこれは多分に周りの雰囲気も影響している
と思いました。フィニッシュ地点にはまだ100Km完走した人が
少なく、ほとんどの人が駅伝ランナーと思われ皆さん結構元気で
疲労困憊している人がいなかったことで100Km走ってきた自分が
場違いのような気がして感覚が飛んでしまったのかも知れません。

あつ姫に携帯で完走を報告。無事に完走したことで安心したようでした。

フィニッシュ後は、参加賞としてもらった食品券も食欲が無いため
飲み物しか使わず、淡々と帰る準備をして14時の盛岡行きの
連絡バスに乗りました。

東京までの新幹線指定席はあいにく満席、自由席のある15:03発の
やまびこ262号に乗りました。

一息ついて、車窓を眺めているとあることを思い出しました。
レース後半暑さの中走っているとき、無性にアイスクリームが
食べたくなったのです。県道1号沿いにソフトクリーム屋を
発見した時は思わず買おうかと思ったほど(500円持ってました)。
新幹線の中でそのことを思い出し、車内販売でアイスを
2個(アップルとバニラ)買ってひと時の贅沢を味わいました。

既に通常の感覚に戻りつつありました。
脚は痛いし、日焼けはヒリヒリするし内臓は疲弊したのか
相変わらず食欲はないけどアイスクリームが食べたくなったり。
加えて100Km走った充実感や達成感、満足感も少しずつ
感じるようになりました。

東京には18:48着。東京18:56発こだま681号で新横浜19:15着、
あつ姫の待つ自宅に19:25着。
ウルトラマラソン初挑戦は終わりました。

ウルトラマラソンにどのように取り組むか。
中途半端に記録を狙うならエイドでのんびりして自然を楽しみながら
制限時間一杯使ってゆっくり走るほうが満足度は高そうな気がします。
考え方価値観がいろいろあるのがマラソンの良さですね。
ウルトラマラソンには更なる深みがあるように思います。

また挑戦するかはこれから考えますが、
サロマ湖は走ってみたいなぁと思ってます。

■完歓感☆

[完走]☆☆☆
[歓走]☆☆
[感走]☆☆
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100km走るのをバーチャル体験した感じです

いわて銀河100kmチャレンジマラソンお疲れさまでした!
8時間30分で100km完走と聞くとものすごいスタミナだなと思いますし、ウルトラは何度目なんですか?とウルトラを何年も走ってるランナーさんのような感じを受けますが、初の100kmでこのタイムですから驚きです。

でも完走記を読んでいて、マラソンにはない厳しさがあるんだなと感じました。だってフル2回走ってもまだ16kmほど走らないといけないんですもんね。

ゴール後に真っ白になったというのが、それだけ過酷なレースだということを物語っているように思います。僕はウルトラ挑戦はまだ予定していませんが、いずれチャレンジしてみたいです。ただ夜中の1時半にホテルをチェックアウトして会場に向かうとか、様々な装備やエイド用の補給品などの準備などフルマラソンとは比べものにならない大変さ、厳しさがあるんだなぁ~ということも少し分かってよかったです。

さすがにウルトラは生半可な気持ちでは挑戦できませんね~。

今日の月例もお疲れさまでした。雅さんの脅威の回復力には脱帽です。体をしっかり休めてあげて下さいね。では~!

Re: 100km走るのをバーチャル体験した感じです

どないさん

やはり100Kmは長いなぁと思いました。だけど飽きることはなかったですね。
後半は体がきつくなってペースが落ちましたが、エイドのサポートに支えられて
最後まで心は折れませんでした。

完走タイムを目標にするなら8時間くらいまで行けそうな気がしました。
でもウルトラマラソンの魅力はタイムだけではないことを強く感じました。
あせらず走ってエイドを楽しみながら完走することがウルトラマラソンを
もっとも楽しめるような気がしてます。

年をとってくるとスピードは維持できなくなりますが、持久力と精神力は鍛える
ことができます。マラソンのサブスリーは大変ですが、ウルトラのサブテンは
楽しみながら達成できそうな気がしてます。また、走ってみたいです。
どないさんも挑戦してみてください。マラソンとは違う世界を味わうことができます。

次は北海道マラソンですね。暑い札幌をお互い激走することを楽しみにしてます。
プロフィール

新横の雅

Author:新横の雅
どこにでもいるメタボおやじが一念発起。50才からダイエットしてランニングを始めて51才でフルマラソン完走。走りに目覚めました。2010年10月52才でサブスリー達成。新横浜在住。トレーニングは日産スタジアム、鶴見川周辺。

Jognote
自己ベスト
1Km:3分24秒
 第368回よこはま月例
 (2011年10月)

5Km:18分1秒
 第371回よこはま月例
 (2012年1月)

10Km:37分51秒
 第21回流山ロードレース
 (2012年10月)

ハーフ:1時間20分25秒
 第36回千葉マリン
 (2012年1月)

フル:2時間46分52秒
 第61回別府大分毎日
 (2012年2月)

100Km:8時間09分39秒
 第27回サロマ湖
 (2012年6月)
最近の結果と今後の予定
2015年1月
 千葉マリン
 (ハーフ) 1:27:41

2015年2月
 青梅
 (30Km) 2:06:08

2015年3月
 静岡
 (フル) 2:56:46

2015年4月
 チャレンジ富士五湖
 (118Km) 10:55:03

2015年6月
 サロマ湖
 (100Km) 8:33:44

2015年10月
 四万十川
 (100Km) 11:25:00

2015年10月
 大阪
 (フル) DNS

2015年11月
 埼玉国際
 (フル) DNS

2015年11月
 大田原
 (フル) DNS

2015年12月
 はだの丹沢水無川
 (ハーフ) DNS

2016年1月
 千葉マリン
 (ハーフ) DNS

2016年2月
 青梅
 (30Km)

2016年3月
 静岡
 (フル)

2016年3月
 横浜
 (フル)

2016年4月
 チャレンジ富士五湖
 (118Km)

2015年6月
 サロマ湖
 (100Km)
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